レインボーの旗の意味を誤解しないように

デザインの流れ


レインボー、虹をモチーフとした色はさまざまなところでこれが使用されていますが、この色の組み合わせとゆかり深い効果がこれです。 LGBT、つまりレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーを総括する性的マイノリティを象徴する言葉とレインボーは以前から関連づけられていましたが、では、実際にこれはどうして関係するようになったのでしょうか。
まずこのレインボーのデザインを作った人についてですが、これが遡るとこれは1951年カンザス州に生まれたデザイナーであるギルバート・ベイカー氏です。
彼は1970年から1972年まで米軍に従軍していましたが、その際にゲイの人権運動が行われていたアメリカのサンフランシスコにずっと駐留していました。 その後ベイカー氏は名誉除隊という形で米軍から離れてから、独学で学んだ縫製技術によってゲイの人権活動・反戦運動で使われる旗を、ここで作るようになったのです。 そして、この悩みを持つ方の為のレインボーフラッグが作られたのは、これは1978年のことであります。 手染めで作られたフラッグはゲイ・フリーダム・デイ・パレードで象徴として使用されましたが、あまりファッション感覚でレインボーを使わないことです。

デパスとマイスリーの効果の違い

レインボーが使用された歴史とスタート

過去の歴史について


1978年に作られたレインボー・フラッグは上からピンク、赤、オレンジ、黄色、緑、水色、藍色、紫色の8色が並べられていましたが、この色にはそれぞれ別の意味が込められています。 ピンクはセクシャリティの効果と象徴であり、赤色は生命の象徴、オレンジは癒し、黄色は太陽の象徴です。
そして緑色は自然、水色は芸術、藍色は調和、紫色は精神の象徴でした。
これら8つの色は人が縛られずに自由に生きられるようにという願いが込められております。 それによって性的マイノリティとして社会から白眼視されていたLGBTの活動を支援するような効果となっていったのです。 現代ではこの8色のものは使用されないことが多くなっていますが、それでも上から赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫の6色になって残り続けています。 ただこのレインボーをモチーフとしたデザインはかつてから使われていたためです。 このベイカー氏がフラッグを初めて作成した1978年以前に使用されていた分については、必ずしもこの為では無かったということには注意が必要です。

レインボーが象徴するものとは


自由をアピールするレインボーの団体

自由について


特に米国において虹色の旗は何かに対して拘束のない自由を訴える際によく利用されていたモチーフでありました。 政府改革運動や黒人差別反対の意思を示すためにも使用されていました。 もちろんLGBTという性的マイノリティが自由を訴えるために利用していることを踏まえると、常に「自由」という意味が込められていたことは間違いありません。
しかし歴史上でレインボー・フラッグが使用されていたからと言って、これが必ずしも全てと結び付けられるわけではないということは理解が必要です。
さて、ではこの存在象徴たるレインボー・フラッグが現在どのように使用されているかというと、これは各地で行われる屋外パレードやイベントが主体となっています。 日本国内ではNPOでも、さほど性的マイノリティを支援したりしています。 主張したりといった効果がある定期的なイベントが行われていないためです。 これは日本人にとってはあまり印象にない部分も否定できません。 しかし米国や欧州各地でパレードや不特定多数のイベントが行われる際には、多くの場所でレインボーのフラッグやタペストリーが用いられます。 顕著な例だと1999年に駅を改装したカナダのモントリオール地下鉄の駅の一つである、噂のボードリー駅では、近くにゲイが多く居住するゲイタウンがあるため、彼らを支援する意味を込めて駅に虹色の意匠を凝らしました。 残念ながら現代ではまだ性的マイノリティに対して全ての人が理解を示しているわけではない理由もあります。 レインボーのモチーフは批難されることもあるのですが、こういった種類の人々にとっては自分たちが自由に生きていることの象徴であり、また自由を求めるための象徴として扱われているのです。

アクションをしてもレインボーは理解されない事もある


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